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住まいづくりにこだわりをもつ人達の中で、
薪ストーブがひそかに、確実に増えてきています。
それは一過性のブームではなく、
よくよく考えて、たどり着いた答えなのだと思います。
暖房としてだけでなく、たくさんの魅力を備えていること、エコなエネルギーであること。
このページでは、ちょっと不便で大変な、それでも
薪ストーブのある暮らしを楽しんでいる方々をご紹介します。

茨城県鹿嶋市 M邸

水平線がきれいに見える丘から眺める太平洋は海も空も青く、あまりに視界を遮るものがなくて地球が球体であることが少しわかったような気分になれます。

この素敵な立地に建てられたお客様のお宅にお邪魔すると…建築途中?実はこの土地に出会ったのが5年前。それから、工務店の支援を受けながらご主人自ら建てているセミセルフビルドのログハウスなのです。基礎や枠組みは工務店に、それ以降の部分はご主人と時々奥様との共同作業で行われています。現在ご家族は東京にお住まいのため、週末の休みを利用してはるばる海を臨むこの場所までやってきます。目標はご主人の定年の4年後(!)だそうです。 。

薪ストーブはリビングの吹き抜けの下に設置されています。本体を取付けたのは10月半ば、煙突を取付けたのが約1年前、話はそれ以前からされていましたのでファイヤーライフ史上最長の(?)工期となりました。ストーブを焚くと1階は23℃、2階は27℃にもなるそうで、扇風機を回しながらの作業になるそうです。

  2階から薪ストーブを見た 。
上を覆っているのは仮設足場です。

薪ストーブの炉台の作製はもちろんご主人によるもの。赤みのあるレンガがより暖かい雰囲気を演出しています。お宅に伺った前日にはダッチオーブンでビーフシチューを作ったそう。既に何冊も買ったダッチオーブンの料理本でこれからいろいろな料理を作ることを楽しみにしているとのことです。 今年用の薪は既に購入済。来年からは油圧式の薪割り機と斧でご自身で作ります。

家を拝見させてもらうと、とても素人(お仕事は建築関係ではないそうです。)とは思えないほどの細部までの凝ったつくりに思わず疑ってしまうほど。もともとアウトドア派なご主人だったそうですが、いくらなんでも家までも!日曜大工で犬小屋を作るのとはワケが違います。 家づくりの苦労を尋ねると、「ひとりじゃ全然出来なかったよ」(ご主人)「ひとりじゃ退屈だしね」(奥様)と、大変さよりもお互いを労ったり、ふたりで作業した工事の思い出が尽きません。そのそれぞれの過程をとても大切に、楽しんでいるように感じられました。
  嬉しそうに斧を眺めるご主人。 既に4本ほどお持ちでしたが、 「他に欲しいのがあるんだよね。」とのこと…
奥様絶賛の手作りカーテンレールと斜めの窓枠

まだ階段をつけていないとのことで脚立で恐る恐る2階へ…。 2階のベランダからの眺めは庭よりも更に格別です!(一番上の画像)夏になると雨後の筍のように、ご主人が「イルカ」と呼ぶサーファー達の頭がぴょこんと沢山見えるそうです。

 

退職後の楽しみは?と伺うと「年金で楽しくのんびり暮らすこと」とのお答え。家づくりが一段落したら庭づくりが始まります。庭に使えるかな、と貝殻も拾ってきてありました。ゆくゆくは露天風呂(!)を作るのが夢だそうです。満天の星空と、波の音と、言葉にならないほど気持ちよさそうですね。

Personal date

機種名   VCアンコール

設置年月  H18.10

設置場所  リビング(吹き抜け)

家族構成  ご夫婦、息子

時間と能力と意欲がなければ実際セルフビルドは難しいですが、住まう人が出来る限り家づくりに参加していること、これが、こんなはずでは、という悔恨の思いを人生において最も大切な住まいづくりから生まないために最も有効な方法だと、「家のひとつひとつが思い出」と作りかけの家を眺めながらおっしゃった奥様の言葉から思いました。仮に後悔するような事態が起きたとしても、リカバリでき、しかもそれを楽しめる余裕がこちらのご夫婦にはありそうです。 これから家や庭がどんなふうに造られ完成していくのか、とても楽しみです。

取材:日本ファイヤーライフ
広報部/鹿久保

Vol.1 「つくば市 K邸」

Vol.2 「茨城県 K邸」

Vol.3 「茨城県鹿嶋市 M邸」

Vol.4 「茨城県日立市 T邸」



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