答えはイエスでありノーです。
初期投資の部分だけをみれば、一台の薪ストーブと煙突代、工事費用を考えると、石油ファンヒータ一台の方がはるかに安いでしょう。ただそれを使う家が、吹抜けのある間仕切りの少ない家だったら薪ストーブ一台で暖房は足りるし、部屋がひとつひとつ区切られている家なら、各部屋に一台エアコンなど暖房器具を用意しなければならなくなります。でも、空調という部分をみれば、薪ストーブはもちろん暖房、使い方によっては除湿にしか使えませんが、エアコンなら当然冷房も兼ねています。
ランニングコストの部分では、自分で手を加えるほどに薪のコストはおさえられる(かけた時間を無視すれば、「タダ」と言えるほどにまで。)上に、環境負荷が大きい電気(発電の段階で)や灯油に比べれば、森林の活性化にもつながるエコなエネルギーになります。ただすべて買ってまかなおうとすれば、今のところ、灯油にはかないません。ですが、薪ストーブには暖房としてだけではなく、料理道具としても、インテリアとしても、家族の憩いの中心になりうるものとしても、他の暖房にない存在感がある…。
薪ストーブには、暖房器具を選ぶときに石油ファンヒータを買うか、電気ストーブを買うか、という選択以上のさまざまな判断材料があって、一概には言えないのが正直なところです。 |