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ストーブに関わる様々な質問にお答えします。ストーブ屋が当たり前だと思っていることが、実は皆さんにとって難しくてしかも重要な問題だということが多々あります。どうぞお気軽に質問をお寄せください。


 

やっぱり薪ストーブは他の暖房よりお金がかかるもの?

 

答えはイエスでありノーです。
初期投資の部分だけをみれば、一台の薪ストーブと煙突代、工事費用を考えると、石油ファンヒータ一台の方がはるかに安いでしょう。ただそれを使う家が、吹抜けのある間仕切りの少ない家だったら薪ストーブ一台で暖房は足りるし、部屋がひとつひとつ区切られている家なら、各部屋に一台エアコンなど暖房器具を用意しなければならなくなります。でも、空調という部分をみれば、薪ストーブはもちろん暖房、使い方によっては除湿にしか使えませんが、エアコンなら当然冷房も兼ねています。
ランニングコストの部分では、自分で手を加えるほどに薪のコストはおさえられる(かけた時間を無視すれば、「タダ」と言えるほどにまで。)上に、環境負荷が大きい電気(発電の段階で)や灯油に比べれば、森林の活性化にもつながるエコなエネルギーになります。ただすべて買ってまかなおうとすれば、今のところ、灯油にはかないません。ですが、薪ストーブには暖房としてだけではなく、料理道具としても、インテリアとしても、家族の憩いの中心になりうるものとしても、他の暖房にない存在感がある…。
薪ストーブには、暖房器具を選ぶときに石油ファンヒータを買うか、電気ストーブを買うか、という選択以上のさまざまな判断材料があって、一概には言えないのが正直なところです。

 

屋根から煙突を出して、雨漏りの心配はない?

 

煙突の種類にはいくつかあり、そのそれぞれに雨が入らないような仕様の部材があります。
きちんとした工事がされていれば全く問題ありません。

 

薪はどこから入手すればいいの?

 

入手方法はいくつかあります。乾燥した薪をそのまま購入する場合には、薪ストーブを購入した専門店かそこで紹介してくれる薪屋さん、ネット販売しているお店もあります。ホームセンターで購入する場合には、乾燥期間をよく確認してください。建築現場、材木店、森林組合などで格安で売ってもらえるか、譲ってもらえることもあるので、経験のあるユーザーさんのホームページや当サイト内の薪情報掲示板をまめにチェックしてみて下さい。

 

薪ストーブに薪以外入れても大丈夫?

 

薪ストーブのカタログや説明書にそれぞれ燃料の種類が指定されているので、基本的にはそれに従ってください。メーカーによっては、薪と石炭、コークスが焚けるもの、薪とペレット兼用のものなどがあります。焚きつけ時には、固形やゼリー状の着火剤を使うことがありますが、それは問題ありません。
また、出所の分からない材木は、防腐剤や接着剤が含まれているかもしれないので、建築廃材をもらう場合には、どんな木なのかを確認してからにしましょう。

 

薪ストーブの掃除、面倒じゃない?

 

薪ストーブのメンテナンス(掃除)は、煙突掃除と本体の掃除があります。煙突の掃除は、薪の種類や乾燥状態によって汚れ具合が違ってくるのですが、おおよそ1年に一度は必要です。取り付ける煙突部材によっては屋根に登らなくても家の中でもできます。シーズン中に日々行なう掃除は、本体の火室内の灰を下の灰受けに落としたり、フロントガラスを拭く程度です。何年かに一度、交換が必要な部材もでてきますが、専門店に聞いたり、薪ストーブ本を読んだりしてユーザー自身で行なうことも十分可能です。

 

薪ストーブ1台でどれくらいの広さを暖められるの?

 

各メーカーのそれぞれのモデルによって暖房面積は異なるので、カタログに記載されている数値を目安にしてください。ただ、家の構造や、同じカロリー(最大出力)表示でもモデルの構造によっては熱効率が異なってくるので、専門家に相談することをお勧めします。

 

高気密住宅だから薪を焚くのが心配…

 

多くのメーカーでは燃焼に必要な空気を室内からではなく屋外から取り入れる部材(外気導入装置)に対応できるようになっているので問題ありません。

 

煙で家が煤(すす)けない?

 

通常のドラフトが起きている場合であれば、煙が室内に流れることはなく、煤が舞い散る状況も起こり得ません。特にトップローディング式のものだと、薪をくべるためにドアを開けたとき、炎や熱気が上がってくるような気がしますが、ダンパーを開けておけば煙突の外の寒い方へ上昇気流によって流れていくので心配ありません。

 

住宅街なので煙突からの煙が心配です。

 

現在の多くの薪ストーブは二次燃焼システムを備えているので、薪が燃えて(一次燃焼)発生する煙自体が燃える(二次燃焼)構造になっています。したがって、煙突からはもくもくした煙が出るのではなく、(木が燃えた匂いがわずかにする)透明な気体が出るだけです。


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